謹啓
時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
皆様方には、日頃より建築再生に関連する事業・社業を通じ、よりよい建築・住宅社会の実現に向けてご精励のことと拝察申し上げ、心より敬意を表します。
本展示会は、ご高承のとおり、1989年に、将来の建築ストック時代、持続可能社会の到来を見通し、時代を先駆けて「建築リフォーム・リニューアル展」として発足致しました。爾来20年にわたり、隔年または毎年開催し、建築のリフォーム・リニューアルについて情報を発信するとともに交流の空間を創出し、ビジネス活性化の場としてもご利用いただけるよう努めて参りました。
当展示会も昨年の開催で通算15回を数えるに到り、建築の補修・改修の概念をさらに発展させ、より広く新しい概念を包含させるべく「リジェネレーション・建築再生展」と銘打って新しく一歩を踏み出しましたが、多くの皆様にご協力、ご出展をいただき、成功裏に開催できましたことに改めて感謝申し上げるところでございます。
本年も6月16〜18日の3日間にわたって第16回展示会として開催すべく、昨年8月より組織委員会を立ち上げ、コンセプトの練り上げ、実行内容の検討、実施計画の詳細を詰める努力を鋭意重ねてきたところであります。皆様に置かれましても、本年の開催に向けて出展のご回答やお問い合わせ、内容についての貴重なご意見を頂くなど、多大のご協力、ご鞭撻を賜って参りました。
しかし、一昨年のいわゆるリーマンショックを契機とする世界的金融恐慌、世界同時不況は例外なくわが国の産業全般を襲い、建設関連産業の経営環境にも大きな影響を及ぼし、折からの公共投資削減政策も相俟って、私たち建築に携わる者すべてにとって未曾有の危機となっているところであります。このような状況のもと、各企業ならびに団体におかれましては、経費節減が必須の対策となっていると拝察され、従来より当展示会に長くご出展いただいてまいりました企業・団体の皆様からも、昨年末以来頻々と開催時期の調整、さらには延期を求める声が上がりはじめました。
そこで当委員会では、事務局はじめ関係各位と鋭意協議を重ねました結果、現下の経済情勢への柔軟な対応を第一に考え、やむなく本年の展示会を延期することと決定させていただきました。次の開催時期は現在調整中ですが、約1年を目途とし、平成23年6月には従来の通り開催できますよう最大限の努力を重ねることと致しておりますので、その節には是非とも従来どおりご出展等お願い申し上げたく思っております。
すでに、本年の展示会にご出展を決定あるいは計画されておられた企業・団体の皆様には、まことに心苦しい限りでございますが、現下の情勢に鑑み、しばらくのご猶予とご理解をお願い申し上げる次第でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
謹 白
2010年2月吉日
リジェネレーション・建築再生展組織委員会
委員長 友 澤 史 紀